Another Days

tomorrow's another day、some say …

コッカー、オフブロド

【金曜はフランキー・ミラー関連】B.J.ウィルソン
 
「Double Trouble」のdsは解散したプロコル・ハルムのds、B.J.ウィルソンです。同じChrysalisレーベルということでフランキー・ミラーとプロコルは交流があり、Rainbow Theatreのクロージング・コンサートでもプロコルをバックに”Brickyard Blues”を歌った音源が残されています。”A Whiter Shade Of Pale”でデビューし、クラシカルなムードと英国のザ・バンド的な味わいで人気を誇ったプロコル・ハルムゲイリー・ブルッカーと並ぶオリジナル・メンバーでした。ミラーのバンド後は何度目かのカムバックをしたジョー・コッカーのバックでも叩いてて、ひょっとしたら80'sの初来日(僕は名古屋市公会堂で見ました。東京は代々木フリーコンサートだった気が)もB.J.だったのかもしれません。81年に出た「Spirit Of Live Concert」というNYでのライヴはそうでした。この映像もウィルソンです。パイオニアから出てた同名のLDの編集ヴァージョンをTV東京系でOAしたらしいのです。
【名曲リレー1389】new#2
New Little Girl / Off Broadway USA('79)
日本盤LPの帯にはチープ・トリックのスタッフが贈るパワーポップの新星、見たいなことが書かれていたオフ・ブロードウェイUSAは、Atlanticから79年に「On」でデビューした5人組。もういろいろ忘れてしまってますがワーナー・パイオニアもこういう多くの新人バンドにそこそこスペースを割いてプッシュしてました。やはりナック効果なのか、そういう音になってます。当時は全く知りませんでしたが、Off Broadwayとは、NYのマンハッタンの劇場街(ブロードウェイ)で比較的小さな小屋(収容500以下)を指すそうです。500以上はつまり、On Broadway。ドリフターズの歌にありましたね。