Another Days

tomorrow's another day、some say …

スクイズ、スモーキー

【金曜はフランキー・ミラー関連】

78年の5th「Double Trouble」は、これはもう失敗作だと思います。米ハードロックで注目されてたジャック・ダグラスにprodを依頼。その流れでスティーヴン・タイラーや1994のカレン・ローレンスがコーラスで加わっているのは御愛嬌ではありますが。バックの新バンド、ダブル・トラブルではクリッシー・スチュワート(b)が三度留任。共作を含め新たなパートナーシップを結んでいるのはポール・キャラック(kb)です。古くはウォーム・ダストというジャズロックで始まって、パブロックのエースで”How Long”をヒットさせてミラー関連に参加。その後は、スクイーズで"Tempted"を、ソロで”I Need You”をヒットさせ、ニック・ロウのバンドやマイク+メカニックスでも活躍したヴェテランです。

紹介するのはスクイーズの”Tempted”。映画「リアリティ・バイツ」で車中でウィノナ・ライダーがカーラジオに合わせて歌うシーンが印象的でした。

https://www.youtube.com/watch?v=vZic9ZHU_40

 

【名曲リレー1378】few#2
For Few Dollers More / Smokie('77)
"遥かなる青春”という意味のない邦題がついたスモーキーの77年のシングル。ポップでキャッチーでいいバンドだと思うのですが、日本ではロックというよりはポップス的に一段低い感じで扱われててなんか悔しかった。クリス・ノーマンのハスキーな歌声はしばしばロッド・スチュワートを思い出させ、80's以降、ヨーロッパではオバサマ(元おねーさま)方に絶大な人気を誇るのもわかるような感じ。