Another Days

tomorrow's another day、some say …

シェール、ジャパン

【月曜の女たち】シェール(Cher)
 
シェールはキャリアが長いんでいろんな動画があります。今日はボウイとの共演です。
”Young American”で始まって、途中”One”、”Da Doo Ron Ron”、”Wedding Bell Blues”、”Maybe”、”Maybe Baby”、”Day Tripper”、”Blue Moon”、”Only You”、”Youngblood”など50's~60'sのヒット曲が挿入されます。
 
 
 
  
【先週の読書】8月第4週
 
・星を帯びし者 / パトリシア・A・マキリップ(ハヤカワFT文庫)
後に創元からも出ましたが、79年のFT9という数字からして初期の作品。当時はファンタジーに飢えてまして、いろんなタイプの作品が入ったFT文庫、出れば買う感じでした。今となっては手元にあるのはマキリップのこの<イルスの竪琴>三部作くらい。そう昔の翻訳ファンタジーってこういう感じで派手なシーンもなく淡々と進むのでした。山岸涼子の表紙に反応される方もいるかも。これは3部作の最初で、結局なんでこうなったのか何も明らかにされません(^^;
・たった、それだけ / 宮下奈都(双葉社
宮下さんの作品は、大事なことは書かないから察しろ!的なスタンスのものも多いですね。これは収賄容疑で逮捕されそうになりそのまま失踪した男 の愛人、妻、姉と書き手が変わってゆく話で6章からなります。4章から小学校時代の娘、高校時代の娘、娘の高校の同級生となってゆくのですが前半の重さが後半やや和らいでゆくのです。最終章での邂逅らしきものもはっきり書かれません。それはそれで作者の持ち味なのでしょうが、僕はちょっともやもやします。恩田さんを読まれるファン以外の方もこう感じるのかなあ?
・全署緊急手配 / デイヴ・ペノー(ハヤカワミステリ文庫)
ペノーは80'sの終わりから90's初めにかけて6作の警察小説を書いて逝去したアメリカの作家です。日本では90's初めにHM文庫で紹介されていますが、当時の翻訳者の警察小説にあまりなかったユーモラスな部分、ハードな部分が新鮮でした。久々の再読で感じたのは今の日本の警察小説にタッチが近くとても読みやすかった。ずいぶん前にヤフオクで落として積読山脈の一角にあったのですが、仙台のBooksみやぎさんのしおりが何冊か(シリーズで落としたんで)に入ってました。多分このお店ももうないんだろうなあ。
 
 
【名曲リレー1360】ain't#2
■Ain't That Peculiar / Japan('81)
 
ネット始めて短くない時間がたってますが、ジャパンの曲を貼るのは初めてかもしれません。お化粧男子嫌いなんで、人気炸裂だった頃も積極的に聞いたことありません。マーヴィン・ゲイの60'sのヒット曲を徹底的に崩したアレンジ。こんな人懐こさと対極にある様なファンクを当時の若いコたちをよく好きできいてたもんだなあと感心します。ブライアン・フェリーという人はこういう音楽のパイオニアとして、インフルエンサーだったのだなあ。