Another Days

tomorrow's another day、some say …

ヘイウッド、ボニー

【月曜の女たち】ヘイウッド(Haywoode)

懐かしさすら感じさせる80's半ばのダンスもの。”A Time Like This"('83)をデビューヒットさせたイギリスの女性シンガー。なんでもストック=エイトキン=ウォーターマンサウンドイカーの最初の成功なのだとか。打ち込み中心ですが人力もあり。しかし懐かしい。

https://www.youtube.com/watch?v=7kcIN5dFDlU

 

【名曲リレー1325】home#3

■Home Of The Brave / Bonnie & The Treasures('65)

フィル・スペクターのPhillesをメインレーベルとすると、傍流系にあたるPhi-danから出たボニー&ザ・トレジャーズの”Home Of The Brave”です。バリー・マン&シンシア・ウェイル夫妻が書いたスペクタータッチのガール・サウンド。ボニーことシャーロット・オハラとシャーリー・マシューズ&クライディー・キングのセッションシンガーを加えた架空のガール・グループです。prodはパレードのジェリー・リオペル。65年に#77まで上がりましたが、競作となったジョディ・ミラーのヴァージョンの方がヒット(#22)しています。

となるとビートルズのカヴァー”Hold Me Tight”('64)のトレジャーズ(アンダーズ&ポンシアによる架空のグループ)はボニー&トレジャーズとはまったく別物ですね。こちらも傍流系のShirleyからのリリースでした。

https://www.youtube.com/watch?v=q3ASw3RNjW8&fbclid=IwAR0t6wQpmUzn4K4tHswuMKKDe834si91ptqwZbOEk0xkPW3FKJVDrC6U5wM

 

 【先週の読書】7月第3週
■リオ・警視庁強行犯係・樋口顕 / 今野敏(新潮文庫)
ファンの方には悪いがやっぱり今野敏は苦手です。読みやすいのだけど…これは樋口顕シリーズ第1作。「全共闘世代の尻拭い」とかそんなことばかり言ってる人でした。警察小説はやはりチームで足でコツコツという話が好き
■雨の襲撃者 / ジャック・ヒギンズ (ハヤカワ文庫NV)
またまた別名で書かれたヒギンズの初期作品。先日のオクで落とした分ですが、これは初読ですしめっきり見かけない一冊でした。IRAを絡めてますが、要は脱獄した元IRAの闘士が騙されて現金輸送車を襲う話。もちろん傑作ではない、平均作ですが、湖水地方を舞台にしていてついつい地図で追ってしまう冒険アクションなのです。
■きみの友だち / 重松清(新潮社)
もう15年もたったなんて信じられません。