【月曜の女たち】マギー・ライダー
マギー・ライリーではないです。ライダー（Ryder)。
80'sにセッションシンガーとしてあちこちで仕事するイギリス人シンガーですが78年にソロとしてPolydorからアルバム出してました。ジョン・トロペイ(g)やウィル・リー(b)といった米セッション・マンが参加した英国ファンク。prodはポール・ルカでした。
【名曲リレー1311】in love#3
■Lost In Love / Air Suply('81)
オーストラリアのエア・サプライは70's後半から活動するデュオでしたが、80年の「Lost In Love」がアメリカでヒットして日本でも知られるようになりました。この頃はバンド形式になってたんかな。日本ではリゾート風のジャケに変えられてましたが。AORと呼ぶにはすき間が多いメロディアスなポップ。この”Lost In Love”(#3)が一番好きです。動画のサムネは日本盤シングルですが、フォノグラム系の日本盤って、レーベル名（これはアリスタ・レコードと書かれてるやつ）がやたら太字で主張しデザインを損なってます。
https://www.youtube.com/watch?v=kB5-hEXJ-VQ
【先週読書】7月1週
罪の轍 / 奥田英朗（新潮社）
「オリンピックの身代金」の事件よりも1年前の設定でオチを含む捜査一課5係の面々が再び登場（と言ってもすっかり忘れてましたが）する刑事もの。とはいっても東京オリンピック前年の話なので多分に社会風俗小説的な側面もあります。結末があっけないわりに全体に長すぎに感じました。
虎の潜む嶺 / ジャック・ヒギンズ(ハヤカワ文庫NV)
ヒギンズが別名義で初期に書いた作品を、加筆して30年後の96年に出しなおした小品。60’s初めにチベットの話で、敵は中共(今となっては死語に近いねえ)。加筆された章のおかげでぐっと引き締まってます。
