Another Days

tomorrow's another day、some say …

ウイドウ、フォーモスト

【名曲リレー1258】pushing#2
■Pushin' And Pullin' / Widowmaker('77)
ウィドウメイカーとは西部劇とかでガンファイトで旦那に勝って後家作っちゃう悪役ガンマンみたいな使われ方をしてました。こっちのウィドウメイカーはある意味夢よもう一度のヴェテランによるスーパーグループ。ラヴ・アフェアにいたスティーヴ・エリス(vo)とスプーキー・トゥースモット・ザ・フープルのエアリエル・ベンダー(g)に初期ホークウィンドのヒュー・ロイド・ラングトン(g)、サヴォイ・ブラウンにいたボブ・デイズリー(b~後にレインボウ)、リンディスファーンのポール・ニコルス(ds)、そしてアニマルズ他のズート・マニー(kb)という錚々たるメンツでした。ただセカンドが出るころにはマニーとエリスが辞めvoはジョン・バトラーという人に代わっています。この”Pushin & Pull"はなかなかブルージーで楽しいですが、77年では相当厳しかったでしょうね。この2枚で解散してます。
 
【木曜のリヴァプーラー】ザ・フォーモスト
ビートルズの成功にブライアン・エプスタインの存在はやはり欠かせません。リヴァプール生まれで父親がやってたNEMSという電気屋のレコードコーナーを担当してた頃ビートルズと出会い、マネージメントを担当しますが、32歳の若さで67年に亡くなっています。エプスタインが手掛けたバンドにザ・フォーモストがいました。ジョン・レノンが書いた"Hello Little Girl"('63)は楽しさに満ちたナンバー。短命に終わったためマージービートの中でもあまり語られることありませんが、この曲は永遠に残るでしょう。あっという間に終わりますが。