Another Days

tomorrow's another day、some say …

ビートルズ、ルネ

【木曜のリヴァプーラー(新)】ビートルズ
イングランド西部の港町リヴァプールが60's初めに多くのバンドを産んだのは、港町ゆえ、米国からの新しい(激しい)音楽がいち早く持ち込まれたというのが定説です。当時イギリス国内のチャートをにぎわせてたのは、クリフ・リチャードら自国産の甘いシンガーのバラード群で、それらに喝を入れたのはマージー河周辺で結成されたリヴァプール出身で時にはハンブルグまで出稼ぎに行って戻ってきた激しいビートバンドたちでした。そうした筆頭(と呼ぶのが正しいのかはわかりません)がビートルズだったわけです。デビュー作の1曲目です。
 
【名曲リレー1251】it#3
■Let It Grow / Renaissance('73)
「燃ゆる灰」という古語調の名邦題(すぐに思い出すのが”風に語りて”ですが)がついたルネッサンスの新しいラインナップになっての2作目から。とても親しみやすい曲でプログレファンだけのものにしておくのにはもったいないなあ。EMI傘下のSovreignというレーベルは、フラッシュやピーター・バンクスなどプログレ系の人たちが多いですが、パブリック・フット・ローマンというウィッシュボーン・アッシュ系のバンドもおりました。ちなみにソヴリンとは昔の1ポンド硬貨だそうです(ホームズに出てきました)。