【火曜はカヴァー曲のカ】Sailing
ロッド・スチュワートのカヴァーで大いに知られるようになった”Sailing”は、サザーランド・ブラザーズのオリジナルで、もともとはスコットランド民謡にも通じる部分がありました。西城秀樹やジョーン・バエズのカヴァーもありますが、ロビン・トロワーのカヴァーも忘れてました。ジェームズ・デューワーのvoがいつもながらしみます。「Long Misty Days」('76)から。
【紫一家の50曲】４３・What If / Dixie Dregs('81)
米南部レーベルのCapricornから登場したディキシー・ドレッグスは、若きスティーヴ・モーズをフィーチャーしたサザンロックですが、このジャンルにあっては異色のクロスオーヴァー～ジャズロックで、今聞くとカール・ジェンキンズ主導時期のソフト・マシーンを思い出したりもします。マハヴィシュヌ・オーケストラからの影響大なんでしょうが。81年の「What If」からのタイトル曲は何とも美しい静謐に満ちた曲です。
