Another Days

tomorrow's another day、some say …

ガイズンドールズ、キンクス

【火曜は全英チャートから】75/4/5付NME
BCRの”Bye Bye Baby”が6週連続#1の2週目。僕は75年に中学入学ですので、4月時点では一切記憶ないです。グラムのブームが終わりそのフォロワー的なポップ勢(ケニー、スウィート、ショワディワディ)やディスコ系一発屋(グッディーズ)MOR(マイク・リード、ガイズ&ドールズ)、ソウル系(モーメンツ、ジム・ギルストラップ)が混在するいかにもマーケットが小さいイギリスらしいチャート状況です。ロックの占める割合が少なく、その多くがティーン向けだったりと、「ロックは死んだ」と言われても仕方ない状況だったのかも。とはいってもいい曲がないわけではないです。今回大半が初聞きだったんでつべで確認してみると意外な拾い物ありました。
BCRに阻まれて1位にはなれなかったガイズ&ドールズは男女6人のポップ。バタースコッチのアーノルド、マーティン&モロウがprodした"There's A Whole Lot Of Loving"です。邦題不明。https://www.youtube.com/watch?v=dsbSPLKgPP4
スウィートの代表曲でもある”Fox On The Run”です。https://www.youtube.com/watch?v=qBdFA6sI6-8
アルヴィン・スターダストの変名(逆か?)のピーター・シェリー(17位)とか歌い上げる太い声のバラードのタム・ホワイト(28位)がRAKレーベルだったり、ブレッドの”If”をカヴァーしたノヴェルティ・ソングのイン&ヤン(30位)など深いって言えば深い。https://www.youtube.com/watch?v=rNQyjBPW02Q
ヘリウムガスを吸ったようなヌーシャ・フォックスのファニーなvoが印象的なフォックスの”Only You Can”。https://www.youtube.com/watch?v=gdR8hbxX_5M
 

【名曲リレー2255】come#3

■Come Dancing / The Kinks(‘83)

キンクスの久々の大きなヒットとなった“Come Dancing”('83)は、結果的にアメリカで最大のヒット(8位)となりました。ダグ・ザーム的なオルガンなどノスタルジックでオールド・タイミ―でありながら、パブロック的なムードも感じさせるポップ曲でした。「State Of Confusion」から。

https://www.youtube.com/watch?v=xRUE0aAI5o8