Another Days

tomorrow's another day、some say …

トライラー、MMEB、五月のミル

【フルート・フライデー】I've Got You / Jack Traylor & Steelwind('73)
 
木曜日にそのうち出そうと思ってますが、ジェファーソン・ファミリーのジャック・トレイラーの唯一作。若きクレイグ・チャキーソがおりました。軽やかなfluteはスキップ・モリアティという人。Gruntから出た「Child Of Nature」からです。
 
 
 

【映画懐かし地獄】五月のミル(’89伊、仏)

五月革命とは、68年にパリで起きたストラスブール大学の反体制的な学生運動とそれに対する政府の弾圧に端を発する大がかりなゼネストとドゴール政権の解体(その後の国民投票によって復活)をいいます(wikiより)。「五月のミル」は南仏の田舎町で、老母の葬式に集まったブルジョア一家がストによる混乱、革命によって金持ちは殺されるというデマゴーグに右往左往する様が描かれたルイ・マル監督の辛口のコメディーです。
登場人物の整理がなかなか難しい。ミル(ミシェル・ピッコリ)の子供はカミーユだけで、カミーユは公証人ダニエルと、ミルは義妹になるリリーと、ミルの姪クレール(女も男もいける)はグリマルディと、クレールの恋人マリーはミルの甥ピエール・アランと、それぞれいい関係になりそうになるという危うさ。ミルの孫になる少女フランソワ―ズが、「ピルって何?」「精液って何?」「クレールは友達をどうして縛るの?」とか鋭い質問が笑えます。

 
【名曲リレー1060】spirit#3 
■Spirit In The Night / Manfred Mann's Earth Band('75)
 
マンフレッド・マンによるスプリングスティーンのカヴァーというと”Blinded By The Night”がまず思い浮かびますが、それ以前にも同じ「Greetings From Asbury Park」から”Spirit In The Night”を取り上げています。「Nightingale & Bombers」('75)は初期の中心メンバー、ミック・ロジャーズが参加した最後の1枚でした。