Another Days

tomorrow's another day、some say …

シャングス、アストレー

【月曜の女たち】シャングリ・ラ
 
ハイスクールの同級生だったベティとメアリーのウェイス姉妹、メリーアンとマージのガンザー姉妹(双子)の4人によって結成されたガールグループですがジャケットには常に3人なのは、ベティが極度のステージ恐怖症だったからとのことです。ちょっと不良っぽいイメージで、複雑な家庭環境に悩む歌や孤独、疎外感に悩む暗いものが多くその辺もウケた理由かも。最大のヒットは”Leader Of The Pack”('64)の#1ですが、”Out In The Srtreets”や”Train From Kansas City”の心細い曲に魅力があります。
 
 

ネオアコ的な30曲】21・ヴァージニア・アストレイ

ヴァージニア・アストレーは、どっちかというとドゥルッティの様なミニマル的な音楽のような印象ですが、83年にHappy Valleyから出た「From Gardens Where We Feel Secure」は英国のパストラルな風景が浮かび上がってくる傑作である1日をテーマにしたコンセプトアルバム。教会の鐘の音、少女たちのコーラスにそよ風を確かに感じる

A Summer Long Since Passed”は超名曲(季節外れですが)。マイク・オールドフィールド的な世界でもあります。坂本龍一と組んだアルバムではよりニュー・エイジ色が強まっていますが。これもまたネオアコ的な1枚です。

https://www.youtube.com/watch?v=VozZoFLsQQI

 

 【名曲リレー822】hold#2

■Love's Got A Hold On Me / Stretch('76)

悪徳マネージメントによって偽フリートウッド・マックとして活動させられた面々が改名したストレッチは、ヴェルヴェット・オペラのエルマー・ガントリーと「Air Cut」期のカーヴド・エアーのカービー、そしてジム・ラッセルによるブルージーなハードロックでした。76年のセカンド「You Can't Beat Your Brain For Entertainment」ではリズム隊が変わりより強化されています。この曲はシンプルで汗が飛び散るのがみえるようなエネルギッシュなロックンロール。

https://www.youtube.com/watch?v=bZNjEBkJp08