Another Days

tomorrow's another day、some say …

フォックス、グラヴェニテス

ウルトラヴォックス初期のリーダーだったジョン・フォックスは、脱退後ソロになりましたが81年のセカンド「The Garden」に入った”Europe After The Rain”。これがYMO一派に与えた影響は大きかった。適度に耽美、適度な浪漫なメロディ、歌よりも後ろのpianoが耳に残ります。ただこの後フォックスは失速していった気がします。
 
【名曲リレー1690】it#2
■Swing With It / Nick Gravenites And Friends('72)
映画「Steel Yard Blues」のサントラ、僕はポール・バタフィールド目当てで買った(まだファイア・ストリートにあった頃のHi Fiにて)のですが、主役はニック・グラヴェニテスとマイク・ブルームフィールドの元エレクトリック・フラッグ組。この1曲目”Swing With It”では、バタフィールドのハーモニカとブルームフィールドのgががっぷり四つに組みます。
 
【FC】
トップ40ファンだったのでチャック・マンジョーネ(Cash Boxの人は「ナガオカ・ワールド・ミュージック」電話インタビューでチャック・マンジヨンと発音してました)の”Feel So Good”は短いシングル・エディットがなじんでましたが、たっぷり聞きたいときはこのアルバム・ヴァージョン。しかしこういうインストものがシングル・チャートのトップ5入りする時代だったのですねえ。77年はまだ。いろんな人が順番にソロを取ります。