Another Days

tomorrow's another day、some say …

MWF、カンサス、ルー、On The Border

【日曜トリオ】マーヴィン、ウエルチ&ファーラー

シャドウズのハンク・マーヴィンとブルース・ウエルチがジョン・ファーラーと組んだトリオがMW&F。真摯なCS&Nとも言えるシリアスなアコースティック・ハーモニー・サウンドを展開します。Regal Zonophoneに2枚のLPあり。干上がった湖?をバックにしたジャケ(ヒプノシスです)の2枚目「Second Opinion」からの曲です。

https://www.youtube.com/watch?v=HyM7z2IEeBA

Second Opinion

Second Opinion

 

 

【紫一家の50曲】27・All I Wanted / Kansas('86)

ドレッグス~ソロからカンサスに参加したスティーヴ・モーズです。この時期のカンサスは聞いたことなかったのですがこのヒットシングルは、全然(僕が知ってたカンサス)らしくない王道の80'sメロディアス・ロックです。復帰したスティーヴ・ウォルシュが歌いあげる感じは同じなんですけどね…

https://www.youtube.com/watch?v=IUOBgjOlKQc

【A To Z】”On The Border”

やはりタイトル曲というのは特別な意味がある存在なはずなのに、イーグルスの”On The Border”はsetlist.fmによると、74年7月のOzark Music Festivalでプレイされただけといいます。後の”One Of These Nights”や”Life In The Fast Lane”の流れを作ったこれまでのイーグルスにはなかったR&Bスタイルのナンバーで、砂嵐のようなファズ?をかけたgが印象的。歌詞はニクソン大統領のウォーターゲート事件を皮肉ったものらしいです(水をワインに変えると言うくだりは錬金術と言う言葉を思い出しました)。途中ランディ、バーニー、グレン、ヘンリーの順で一節づつ歌うところ等結構聞かせどころあり。クレジットでT.N.T.S.(何だ?)のクレジットがあるCOACHとはprodのビル・シムジクの事です。ところでミズーリ州のOzark Music Fesは、なかなか濃いメンツです(コメ欄)。

https://www.youtube.com/watch?v=WeuaxvEI9Dw

【名曲リレー779】wild#3

■Walk On Wild Side / Lou Reed(‘72)

ジャケットの印象が強烈で「Transformer」をアルバム単位では聞いてないんですが、この曲は大好き。しかしまあこんなやばい歌詞の曲がそのままOAされヒットしたもんだなと思います。ヒッチハイクをしながら眉毛を抜き、すね毛を剃り女になったというホリーから始まって、当時はタブーだった人たちのエピソードをつづったナンバー。印象的なdouble bassは、ハービー・フラワーズ、dsはパトゥーにいたジョン・ハルジーなんですね(録音はTrident)、印象的なコーラスは電撃的太ももという名前のサンダーサイズというコーラス・グループによるものです。

https://www.youtube.com/watch?v=0KaWSOlASWc