Another Days

tomorrow's another day、some say …

ジャッキー、ウルフ

【木曜の女たち】ジャッキー・デシャノン(Jackie Deshannon)

ジャッキー・デシャノンはsswでありながら、パフォーマーとして評判になったのはバカラック作品を歌った”What The World Needs Now Is Love”だったり、自作で名前が知れたのはキム・カーンズが歌った"Bette Davis Eyes"だったりします。アルバムの半数が他人の作品だったりすることも多いので、他人の作品を自分流に料理できる能力にたけてるともいえるのです。70's初めのsswブームに乗ろうとした多くのヴェテランとは違って、そっちには流れようとしなかった分、再評価が遅れた感じもします。またヴァン・モリソンとの共作アルバムが中座しオクラ入りするなど、Atlantic時代は決して恵まれてはおりませんでした。後に復刻された73年の幻のアルバムからのディラン曲”くよくよするなよ”です。

https://www.youtube.com/watch?v=St_bAAqx-WE

 

【名曲リレー2327】down#3

■Going Down Slow / Howlin’ Wolf(’71)

ハウリン・ウルフやボビー・ブランドで知られたブルーズの古典の一つ“Going Down Slow”を71年の「London Howlin‘ Wolf Sessions」から。ストーンズのリズム隊(ビル・ワイマンチャーリー・ワッツ)にエリック・クラプトン(90’sにクラプトンはこの曲を「Pilgrims」でカヴァー)が加わったセッションで、ハウリン・ウルフがハーモニカ吹きまくります。

https://www.youtube.com/watch?v=KwlleSSryzQ