Another Days

tomorrow's another day、some say …

RC、ハウリン

【火曜はRCの30曲】#12 僕の自転車の後ろに乗りなよ('72)

"日隈くんの自転車の後ろに乗りなよ"に出てくる日隅権座とは、キヨシローの高校の同級生で、ある時期RCにサポートをやってた友人、打楽器やミキサーなどRCと一緒にいたかった友。ただ繊細な人だったらしく仲間たちに取り残され、77年に鬱病が高じて自殺してしまうのですが、「BLUE」に入った”まぼろし”でも歌われる”僕の理解者”なのです。「楽しい夕に」のB面に入った”日隈くん”は、彼女が出来てもう一緒に帰れない、というある意味日常的にさみしい歌なのですが、続く”僕の自転車の後ろに乗りなよ”は、アコースティックながら激しいブルーズ。彼女の自転車の後ろに乗って帰ることになった「僕」のその後の彼女との別れを歌ったものです。キヨシローの髪型もかわいらしい”初期のRCサクセション”。ボンゴを叩いてるのは日隈君ではなく三浦友和(当時破廉ケンチと一緒に住んでた)らしいです。動画の話。

https://www.youtube.com/watch?v=eMKHDdmM0KE

 

 

 

 

【名曲リレー1804】boy#3
■Poor Boy / Howlin’Wolf('71)
黒人ブルーズメンが息子世代のロック・ミュージシャンと共演する試みがこの時期いろいろありました。ハウリン・ウルフ(vo,harp)がストーンズのリズム隊ービル・ワイマン(b)とチャーリー・ワッツ(ds)、エリック・クラプトン(g)、スティーヴ・ウィンウッド(p)とセッションをした「London Howlin’Wolf Sessions」(Chess)からの”Poor Boy”。クラプトンが気心の知れた仲間と敬愛する先輩を前に熱のこもったプレイで答えます。