【木曜インスト】The Stumble / Love Sculpture
68年の英ブルーズ・ロック・ブームに便乗する形でレーベルのParlophoneからそういうアルバムを作れと依頼されたラヴ・スカルプチャーのデビュー作「Blues Helping」は、ギタリストとしての評価が甚だ低いデイヴ・エドモンズの火の出るようなギターを大きくフィーチャー。フレディ・キングのカヴァーの”The Stumble”では最初から最後まで弾きまくり、一度も休みません。
https://www.youtube.com/watch?v=YPLVvhPKtfA
【名曲リレー1991】messiah#3
■Machine Messiah / Yes(’80)
イエスの最初の問題作が、ジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンの抜けた穴をバグルスの2人を加えて埋めようとした「Drama」でした。すでに積極的な興味は失っていましたが、ジェフ・ダウンズとトレヴァー・ホーンを加えてもそんなにイエスの基本線は変わらないのだなあというのが印象。まあ1曲目の“Machine Messiah”から旧来路線をなぞってるのですが、機械が救世主となる世界を歌った近未来的な社会的なテーマなのだなあと当時思ったものでした(パートはイエスというよりもフロイドっぽかったりもします)。このメンツではこれ1枚で結局解散し(当時はやっぱり不評だった)3年後に2つ目の問題作で華々しくカムバックするのですがそれは別の話です。
https://www.youtube.com/watch?v=NLWDsXTdeiM