Another Days

tomorrow's another day、some say …

キーニー、ペンギン

【土曜カヴァー】Everything Here / Christopher Kerney('72)
このコーナーはオリジナルかカヴァーのどっちかが最低限の知名度ないと成立しないのですけど、まあいいか。ボイヤー&タルトンのカウボーイのファースト「Raech For The Sky」('70)に入った”Everything Here”をカナダのスワンプ系sswのクリストファー・カーニーのファースト('72)に入ったヴァージョンで。後にAORっぽいチャイナというバンドを組む人ですがこの「Christopher Kearney」(Capitol)はレアな名盤とされ、結構耳にするまで時間がかかったのですけど、期待と思い入れが肥大しすぎて、あれ?って感じでした(グリース・バンドのカヴァーもありますが)。
 
 
【名曲リレー1446】band#3
■Telephone And Rubber Band / Penguin Cafe Orchestra('81)
 
吉祥寺にあったペンギン・カフェには一度伺ったことあります。75年のデビュー盤はイーノ主催のObscureというマイナーレーベルで、とてもロックには聞こえない(ロックファンにはカンケーない)弦楽団に聞こえました。がNew Waveというフィルターを通した81年のセカンドは、妙に心地よく感じられCMには使われるなど知名度もアップ。サイモン・ジェフス率いるミニマル音楽集団です。このセカンドからの曲は懐かしのプッシュフォンの通話音(当時は結構新しく感じました)と弦を使ったもの。元キャラヴァンのジェフリー・リチャードソンも参加してるらしいです。