Another Days

tomorrow's another day、some say …

パラマウンツ、ボウイ

【月曜ははじめの一歩】Poison Ivy / The Paramounts(’63)
 
プロコル・ハルムの前身はサウザンプトン出身のザ・パラマウンツで、数枚のシングルがParlophoneにあります。ゲイリー・ブルッカーロビン・トロワー、B・J・ウィルソンというファーストのメンバー(”青い影”は違います)に途中から加わるクリス・コッピングの4人組。これはコースターズの有名なカヴァーです。
 
 
【名曲リレー1290】vision#2
 
■Sound & Vision / David Bowie('77)
 
「Low」はリアルタイムで知ったデイヴィッド・ボウイーのアルバムでしたが、当時は何となく難しかった。後になって”Speed Of Life”とかこの”Sound & Vision”(リマスターされて復刻されるときにボウイーの場合このタイトルが、スローガンとなりました)とか好きな曲が出来ました。シンセの使い方とかプログレ的に感じてました。
 
 
【読書】6月第2週
 
ラオスにいったい何があるというんですか? / 村上春樹(文藝春秋)
これは15年に出た紀行文を集めたもので、ボストン、アイスランドフィンランドラオス、NY、トスカナetcを舞台にしたあっさり目のもの。その昔読んだ「遠い太鼓」というエッセイは、人気作家となったことから起こる喧噪を避けての海外生活のことを書いたものでして、えらくカンドーしたものです(若かったし)。この印象的なタイトルはラオスに向かう際、トランジットでヴェトナムの人に尋ねられた文句だとか。
・影が行く~ホラーSF傑作選(創元推理文庫)
最近カヴァーが新しくなった00年初版のアンソロジーの旧仕様。ホラーSF(解説でも怪奇小説という言葉は出てきません)とは聞きなれない言葉(僕だけ?)ですが、要は怪物が出てくるSFのこと。映画「物体X」の原作の表題作(J・W・キャンベル・Jr)、有名なディックの「探検隊帰る」やオールディズの「唾の樹」など。フリッツ・ライバーの「歴戦の勇者」の続きが読みたい。
・土漠の花 / 月村了衛幻冬舎文庫)
南スーダンを舞台にした部族間闘争に巻き込まれた自衛隊の小隊の描くアクション巨編。人が死に過ぎます。