Another Days

tomorrow's another day、some say …

ファントム・ギフト、リタ、小さな恋のメロディー

【土曜日は世界一周】離したくない / スリー・ファントム・ギフト
 
セント・ヘレナで思い出すのはナポレオン・ボナパルトが最後の戦いに敗れた後、英領だったセント・ヘレナへ流刑されこの地で亡くなったという話です。地理的にも当時の感覚だと世界の果てでしょうね。ナポレオンで思い出すのは、ファントム・ギフトのナポレオン山岸なのですけど、一時期ピチカート・ファイヴのツアーにも同行してました。ネオGSのなかではグループ・サウンズとガレージ・サウンドダブルミーニングの意味合いが一番フィットしていたファントム・ギフトは、MIDIとメジャー契約したのちあっさり解散。ピンキー青木(vo)は自身のバンドを率いよりマイナーな活動を続けてますがサリー久保田(b)は、Les53421を経てSOLEILのprodとしても活動中。更にピンキー抜きのスリー・ファントム・ギフトの最近のライヴ動画も見つかりました。
 
【名曲リレー1082】you#3 
■The Way You Do The Things You Do / Rita Coolidge('77)
テンプテーションズの軽快なR&Bをねちっこい感じでカヴァーしたリタ・クーリッジの「Anytime Anywhere」からの3枚目のシングルだったと思います。泥臭いスライドは先日日本でお亡くなりになったヴェンチャーズのジェリー・マギーでしょうね。
 
 
 

【映画懐かし地獄】小さな恋のメロディ(’71英)

2年前にもいっぱいコメントいただきました。ある意味キラー・スレッドなんです。サダム・フセインの名前が新聞をにぎわしてた頃、この映画の監督もフセイン姓だったことを思い出しました。階級社会がちゃんとあるのだよ~と教えてくれたエーガでした。一番好きなのは音楽室のアンサンブルのシーンです。ところでワンダーミンツには”Tracy Hyde”という曲があって、これがまたいいメロディーなんですわ。

【女優さん】トレイシー・ハイド(Tracey Hyde)

「日本でのみ異常人気だった」と言うのはある世代には当たり前の事実でした。ワリス・フセイン監督の「小さな恋のメロディ」のティーン・ヒロイン。何度もリヴァイヴァル公開され、「スクリーン」や「ロードショー」の人気投票でも、映画公開10年近くたっても人気を誇ってました。次回作は沖雅也と共演という案もあったそう。今では画像検索で最近の姿も見られるので、隔世の感があります