Another Days

tomorrow's another day、some say …

亜蘭、トムスノ、おしゃれ泥棒

【和ものの日曜日】亜蘭知子
 
ビーイング系の女性ssw、と言われてもそれは後付けの情報で当時はよくあった日本のAORな女性シンガー(オシャレなニュー・ミュージック、今でいうシティ・ポップですね)でした。アランという変わった苗字なんで覚えてる。83年の「浮遊空間」というアルバムから。今ではその種のファンでは有名な盤だそうです。ワーナーからだったんだ。
 
 
【名曲リレー1069】rock'n'roll#2
■Rock And Roll Widow / Tom Snow('76)
ロックンロールの未亡人、という発想は意外と多くて、山口百恵をはじめウィッシュボーン・アシュ、スリー・ドッグ・ナイト、そしてこのトム・スノウと全部別曲。スノウはかんとりーというバンドにいた人で80’sにはAOR系のソングライターとして知られるようになるのですが、76年Capitolから出したソロはまだsswらしさがたっぷり感じられます。強力なコーラスはヴァレリー・カーター。dsはジェフ・ポーカロすよ、稲Mさん。未CD化ですが、昔まるちゃんに聞かせてもらいました。
 
 

【映画懐かし地獄】おしゃれ泥棒(’66米)

ウィリアム・ワイラー監督の晩年作にあたるもので、贋作家(イーライ・ウォラック)の展示された彫刻品を娘(オードリー・ヘップバーン)が盗み出す話。磁石のアイディアは忘れてたけどブーメランは覚えてた。このアイディアは旧ルパンを始め様々な形で引用されています。他にはシャルル・ボワイエ、ヒュー・グリフィス。オードリーの鼻の穴が気になるなあ。

【女優さん】オードリー・ヘップバーン(Audrey Hepburn)

日本人の場合この人を、ヘップバーンと呼ぶか、オードリーと呼ぶかで世代がわかります。オードリーと、日本で呼ばれるようになったのは80'sに宮沢りえあたりが好きだといい出してからじゃなかったかなあ。厳選された作品選びがゆえに、そつがなさすぎる感じもしますが、スターですもん。一番好きな話は「昼下りの情事」ですが、ドキドキするのは「おしゃれ泥棒」(すごい邦題だ)