Another Days

tomorrow's another day、some say …

エーゲ、肉郎、ヒート

【土曜は世界一周】Dedicato Al Mare Egeo


トルコを西に向かうとギリシアに入ります。この国は、無数にある小さな島に囲まれた国で、近年は経済的かなり厳しいニュースが伝わってきています。
東側がエーゲ海で、池田満寿夫の原作、監督の「エーゲ海に捧ぐ」を思い出します。一瞬ジュディ・オングの”魅せられて”を、と思ったんですがこの映画のイメージソングであって劇中に使われてたわけではないのです。2本立てで見に行ったもう1本がこれでした(目当てはキャサリン・ロスのゴシックな「レガシー」)。きれいなヌードが出てくるのですけど高校生には退屈でした。でもモリコーネの音楽は今聞くと結構沁みます。
https://www.youtube.com/watch?v=zeXIdcpKQ3k

 

【名曲リレー962】born#2

■Born Fighters / Nick Lowe('79)

「Labour Of Lust」はニック・ロウの2枚目で”Cruel To Be Kind”という大甘な曲が入ってますが、あとの曲は苦い砂糖といった感じの辛口のナンバーが並んでます。”Born Fighters”はコステロと共演など交流があったシスコのクローヴァー出身のヒューイ・ルイスが黒いハーモニカを吹きます。バックはロックパイルなので安心印。

https://www.youtube.com/watch?v=2Esb4I7ANg8

 

【69年の100曲】42・Time Was / Canned Heat
 
キャンド・ヒートで感じるのはブルーズのコレクターだったメンバーのブルーズに対するまじめさで、それがお勉強的に感じてしまう部分もあるのです。少年のようなアル・ウィルソンのvoは異色です。69年にはウッドストックに出演して名前を売り、「Hallelujah」をリリースしています。そこからのシングルが”Time Was”。やはり少年のような乾いたふわふわ浮かんでるような歌声が印象的です。