Another Days

tomorrow's another day、some say …

モリハチェ、ドーン

【土曜はメリケン一周】Flirtin' With Disastor / Molly Hatchet
 
ついついサザンロックというとジョージアをメインに思ってしまうのですが、フロリダにはすごいところがありました。再び州の東側にもどってのジャクソンヴィル(Jacksonville)は、レーナード・スキナード(やその関連バンド)、モリー・ハチェット、ブラックフットを産んでいます。ブルーズに根差したサザンロックというよりはサザン・ハードロックな印象。とりわけフラゼッタ描くヒロイック・ファンタジーの筋肉隆々の主人公をイメージにしたモリー・ハチェットは、何本かのgがユニゾンで一糸乱れずに聞かせる南部バンドの伝統芸とブギ~ハードロック感覚が一緒になった痛快な演奏です。詳しくはないですが"Flirtin' With Disastor"('79)は有名曲。
 
 
【名曲リレー1225】old#3
■Tie Yellow Ribbon Round Old Oak Tree / Tony Orlando& Dawn('73)
歌詞の内容はこんな感じ(wikiより)。「刑務所を出所した男が故郷に帰ろうとしていた。男は出所前に手紙を出し「もし、自分の帰りが望まれるなら、木の幹に黄色いリボンを結んでおいてほしい」と頼んでいた。男は汽車に乗って故郷の近くまで来るが、勇気がなくて、車中で知り合った男に木を見てもらう。木の幹にはたくさんの黄色いリボンが結ばれていた」
つまり映画「幸福の黄色いハンカチ」の元ネタです。もっともその映画の原作となった作家のピート・ハミルもこの曲の歌詞を書いたアーウィン・レヴィンを訴えたそうですが、古くからある伝承なんでハミルのオリジナルではない、と却下されたそう。
あからさまな”Alone Again”(ギルバート・オサリヴァン)からのメロディーの引用はありますけど、大ヒット(#1)。クレジットはトニー・オーランド&ドーンとなってますが黒人コーラス(まあ合いの手程度の仕事)を従えての、ほとんどオーランドのソロです。
しかし匿名的なBGMで昔はよくスーパーで流れてました。