【金曜インスト】Desperado / Coloseum II
昨日お誕生日だったというゲイリー・ムーア。この人もロビン・トロワー同様顔でg弾くというタイプでもありました。ドン・エイリー(syn)との攻防も聞きものになるコロシアムIIは、テンペストでのハードロック路線から再びジャズロック(当時の言葉ではクロスオーバー)の世界に戻ってきたジョン・ハイズマン(ds)率いる新バンドで、歌よりも演奏に比重を置いた緊張感あふれるものでした。”Desperado”ではジョン・モールのbassソロもあります。
https://www.youtube.com/watch?v=S-4lm0w7mJQ
【名曲リレー1157】gypsy#3
■Rock And Roll Gypsies / Jesse Ed Davis('72)
”Rock And Roll Gypsies”を最初に聞いたのは、スワンプの神的名盤、ロジャー・ティリスンの「Roger Tillison's Album」だったか、ヴィネガー・ジョーのセカンドだったか記憶ないです。いずれにせよ、ジェシ・エドではなかったことは確か。LP時代も廃盤にならずカタログに残り続けたという(デラニー&ボニーの「On Tour」やドクター・ジョンンの「Gumbo」も同様)ファーストソロ「Jesse Ed Davis」はネイティヴ・アメリカンのイラストが印象的な1枚。ドラッグでヘロヘロだったクラプトンの代打としてバングラデッシのコンサートでは待機してましたが、もし代打になればもっと脚光浴びたろうなあとも思ってしまいます。作者のティリソンのジプシー・トリップス時代のナンバーで、ハーツ&フラワーズがカヴァーしたようなフォークロック風味のアレンジでした。こうしたものも手軽に聞けちゃうのもすごいなあ。
https://www.youtube.com/watch?v=-nS7ZZd8In8
https://www.youtube.com/watch?v=B5r1aspJbJI